1986年(昭和61年)のゲーム史。エニックスがファミコンで本格的RPG「ドラゴンクエスト」を発売。また、この年からアニメのキャラクターを採用したゲームが発売され始めます。アニメ化=ゲーム化って流れが本格的に主流に。前年からプロゲーマーの先駆けとなる高橋名人や毛利名人を代表とするゲーム名人の影響力がさらに強くなってくる年でもあります。スポーツでは、FIFAワールドカップメキシコ大会が開催。この大会の優勝はアルゼンチン。
随時、修正・追記していきます。
02月 家庭用ゲーム機「ディスクシステム」(任天堂)発売
ファミリーコンピュータの周辺機器「ファミリーコンピュータ ディスクシステム」を発売。専用のディスクメディア(フロッピーディスクのような形状)に書き込まれたゲームをプレイする事ができるハード。専用機器「ディスクライター」を使用する事で、ディスクメディア内部のゲームを書き換えることができました。ディスクメディアの容量は896キロビット(112キロバイト)。
販売価格は15,000円。発売されたゲームは全199タイトル(他に非売品4タイトル)。
当時のCMのキャッチコピーは
「カセットの時代からディスクカードの時代へ」
▶︎ローンチタイトル
スーパーマリオブラザーズ(任天堂)
ゴルフ(任天堂)
サッカー(任天堂)
テニス(任天堂)
ベースボール(任天堂)
麻雀(任天堂)
・2003年09月 ディスクシステムの書き換えサービス終了。
・2007年10月 ディスクシステムの本体修理を終了。
05月 「ドラゴンクエスト」(エニックス)発売
家庭用ゲーム機で日本初のオリジナルRPG作品。シリーズ化され、「
ドラゴンクエストIII そして伝説へ・・・ 」は、社会現象となり、以降の作品の発売日にはニュース番組等で報道されるようにもなりました。
ドラゴンクエスト
06月 「スターソルジャー」(ハドソン)発売
縦スクロールシューティングゲーム「スターソルジャー」を発売。毛利名人と高橋名人の対決を題材に描いた映画「GAME KING 高橋名人VS毛利名人 激突!大決戦」(1986年公開)では、スターソルジャーを採用した対決がメインの映画を公開。同時上映は、アニメ映画「RUNNING BOY スター・ソルジャーの秘密」
「キャラバン」と呼ばれるゲーム大会などで話題に。
06月 海外・家庭用ゲーム機「セガ・マスターシステム」(セガ)発売
セガ・マークIIIの北米市場向けにセガの米国法人セガ・オブ・アメリカから発売。北米市場では任天堂のNES(1985年)に大きく差をつけられたが、任天堂の参入してくる前にヨーロッパ(1987年)やブラジル(1989年発売)で大きなシェアを獲得することになります。のちに発売するジェネシス(メガドライブの海外版)がブラジルで人気が高いのは、セガ・マスターシステムのおかげかも。
07月 家庭用ゲーム機「ツインファミコン」(シャープ)発売
任天堂が発売したファミリーコンピュータにディスクシステムの機能を兼ね備えた互換機を発売。発売時期によってデザインや機能が変更され、後期型はコントローラーに連射機能が搭載されるなどしました。販売価格は32,000円。
11月 周辺機器「ファミリートレーナー」(バンダイ)発売
ファミコン用周辺機器として発売。マット状のコントローラーの上で、足踏みしたりジャンプする事で操作を行う体幹型装置。
ファミリートレーナー アスレチックワールド を同梱。1989年までに10タイトルが発売。2008年には新しい「ファミリートレーナー」をWii用として発売。
1986年に発売された主なゲーム
ファミコン
参考元
Wikipedia
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