Article 2024/8/18
【PCE】ファイティング・ストリート
【PCE】ファイティング・ストリート
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ゲーム情報
| タイトル | ファイティング・ストリート |
|---|---|
| ジャンル | アクション |
| パブリッシャー | ハドソン |
| 発売日 | 1988年12月04日 |
| 対応ハード | PCエンジン |
| 提供形態 | 中古ショップ等で探しましょう |
| 特徴 | CD-ROM2用タイトル。ハドソンからPCエンジン CD-ROM2用ソフト第1弾として発売。家庭用ゲーム機では世界初となるCD-ROMを媒体としたゲーム作品のひとつとなる。 |
『ファイティング・ストリート』は、1988年12月4日にハドソンから発売されたPCエンジンCD-ROM²用の格闘アクションゲーム。1987年にカプコンがアーケードで稼働させた『ストリートファイター』の家庭用移植作であり、家庭用ゲームとして世界初のCD-ROMタイトルのひとつとしても知られる。CD-ROM²本体と同時発売されたローンチタイトルで、当時としては破格の大容量を活かした豪華な音声・BGMが大きな話題を呼んだ。
プレイヤーはリュウ(2P側はケン)を操作し、世界各国の10人の格闘家と戦いながら頂点を目指す。アーケード版の特徴であった“押す強さで攻撃力が変わるボタン”は、PCエンジン版ではボタンを押す長さで弱・中・強が変化する方式として再現されている。必殺技(波動拳・昇龍拳・竜巻旋風脚)はコマンド入力で出せるが、入力判定が非常にシビアで、アーケード版同様「技が出にくい」点も忠実に移植されている。
CD-ROM²の大容量を活かした CD-DA音源によるアレンジBGM は特に評価が高く、イーグルステージなどは“名曲”として語られるほど。ボイスも豊富で、通常技・必殺技・デモシーンまでアーケード版と同等のクオリティで収録されている。一方で、CD-ROMタイトルゆえにロード時間が多いこと、2ボタンパッドでの操作が難しいことなど、当時のハード事情による弱点も存在する。
移植度は非常に高く、背景の雲や一部スクロール演出が省略されている点を除けば、キャラクターサイズ・パターン・敵AIなどはアーケード版をほぼ忠実に再現。家庭用としては唯一の『ストリートファイター』移植であり、長らく“初代ストリートファイターを家庭用で遊べる唯一の手段”として貴重な存在だった。
本作の原作は、カプコンが1987年にアーケード向けに開発した『ストリートファイター』。後に世界的ブームを巻き起こす『ストリートファイターII』の前身であり、リュウとケン、そして波動拳・昇龍拳・竜巻旋風脚といった必殺技の原型がすでに確立されていた。PCエンジン版『ファイティング・ストリート』は、その歴史的な原点を家庭用で体験できる貴重な移植作となっている。