Article 2024/8/17
【PCE】パワーリーグ
【PCE】パワーリーグ
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『パワーリーグ』は、1988年6月24日にハドソンから発売されたPCエンジン用の野球ゲーム。デフォルメ路線の『ワールドスタジアム』とは対照的に、選手の頭身を高めた“リアル志向”のグラフィックを採用しており、PCエンジン初期のタイトルながらフォームやモーションの描写が丁寧で、当時のハード性能を強く印象づけた作品となっている。守備・走塁画面が真上から見下ろす独特の視点になっている点も特徴で、他の野球ゲームにはない操作感を生み出している。
ゲームモードは1試合のみの「OPEN MODE」、11球団総当たりの「PENNANT MODE」、2人対戦の「VS MODE」、CPU同士の試合を観戦できる「WATCH MODE」、打順や控え選手を入れ替える「EDIT MODE」を搭載。ペナントを全勝すると、隠しチーム「ヒュービーズ」と対戦できる要素もあり、やり込み要素も十分に用意されている。選手名や球団名は実在のプロ野球をもじったオリジナル名称で、清原が「キヨマー」、原が「パパラ」など、独特のネーミングセンスも本作の味となっている。
守備視点のクセや捕球判定のシビアさなど、慣れが必要な部分もあるが、投打の読み合いがしっかり成立するゲーム性は高く評価されており、PCエンジンを代表する野球シリーズの出発点として重要な位置づけを持つタイトル。後のシリーズでは視点や操作性が改善されていくため、初代は“独特の操作感を楽しむ作品”として今も語られている。