【FC】ドラゴンクエストIV 導かれし者たち

「ドラゴンクエストIV 導かれし者たち」は、34年前の1990年02月11日発売。

名称	ドラゴンクエストIV 導かれし者たち
ジャンル	RPG
発売元	エニックス
発売日（配信日）	1990年02月11日
機種	ファミコン
年齢区分

新旧・記事更新ゲームPICK UP

『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』のドラゴンクエストシリーズの第4作目。ファミコン版として発売された最後のドラゴンクエスト作品。5つの章に分かれたシナリオ、AIによる戦闘システムや5人以上の仲間キャラクターと同時に冒険できる馬車システムが導入されました。

『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』から天空シリーズと呼ばれ、前作「I」「II」「III」の「ロト３部作」とは別の新たなシリーズへと入っていきます。

5つの章に分かれたシナリオ

シナリオは全5章のオムニバス形式。各章はストーリーとしては独立していて、章ごとにプレイヤーが操作するキャラクターが変わります。ゲームを最初から始める際にはプレイヤーの分身である主人公（勇者）の名前と性別を決定するが、勇者が登場するのは第五章からで、第一章から第四章までの主役たちが勇者とともに戦う仲間として登場する。

第一章王宮の戦士たち

バトランド王国の王宮戦士のひとりであるライアンが主人公。
王の命令により、最近頻発している子供の失踪事件を解決する。

この章のみ仲間になるキャラクター
ホイミン〔ホイミスライム〕

第二章おてんば姫の冒険

サントハイム王国のアリーナ姫と神官クリフト、教育係の老魔法使いブライが主人公。
力試しの旅に出るべく、父であるサントハイム王に見つからぬよう城を抜け出したアリーナは、後を追ってきたクリフト、ブライとともに旅にでます。

第三章武器屋トルネコ

武器屋で働く商人トルネコが主人公。
世界一の武器商人になることを目指し、故郷レイクナバを離れて金儲けの旅をする。モンスターとの戦闘や洞窟で仕入れたアイテムを店で売ったりと、他の章とは異色の内容になっています。

この章のみ仲間になるキャラクター
スコット〔用心棒〕
ロレンス〔旅の詩人〕
※雇うのにゴールドが必要。

第四章モンバーバラの姉妹

モンバーバラの踊り子マーニャと占い師ミネアの姉妹が主人公。
殺害された錬金術師の父、エドガンの敵討ちの旅をする。この章において、「進化の秘法」など、本作の物語の核心に迫る内容が明かされていきます。

この章のみ仲間になるキャラクター
オーリン〔錬金術師〕

第五章導かれし者たち

住んでいた村をデスピサロ率いる魔物の軍団に壊滅させられ、ただ一人生き残った主人公（勇者）の物語。
旅に出た主人公は、各章に登場した主役キャラ（7人の導かれし者たち）を探し物語の後半へ続きます。

主人公の性別は男・女で選択可能。選んだ性別によってグラフィックや一部セリフ（コマンド）が変わります。

リメイク版では、第六章が追加されました。

この章のみ仲間になるキャラクター
ホフマン〔宿屋の息子〕
パノン〔旅芸人〕
ルーシア〔天空人〕
ドラン〔龍の子供〕

AIによる戦闘システム

戦闘経験を積んでいくごとにモンスターの弱点や特性を記憶していく学習機能が搭載される。全力で戦う「ガンガンいこうぜ」や、ダンジョンなど道中のMP節約をしたい場合に「じゅもんをつかうな」など、命令コマンドで指示することが可能。

馬車システム

第五章の道中で入手できる「馬車」。前作「【FC】ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」では、主人公を含め4人以上の仲間は連れて行くことができず、アリアハンにある「ルイーダの酒場」に預け入れ替えるしかありませんでした。
本作で導入した「馬車システム」によって、大人数となった仲間を一緒に冒険に連れて行くことが可能になりました。モンスターとの相性やピンチの状態に馬車で待機している仲間と入れ替えることができます。
ただ、ダンジョンなど馬車の入れない場所では、最大4人パーティで進行することになります。