先日ショート動画で紹介した、私の個人的なファイナルファンタジー(FF)シリーズランキング──ご覧いただけましたか? 動画では語り尽くせなかった熱い思いや、各作品への思い入れ、そして順位の理由を、この記事でじっくりと掘り下げてみようと思います。
壮大な物語、個性豊かなキャラクター、そして心震える音楽──FFシリーズは、発売から38年を迎えた今でも、多くのゲーマーにとって特別な存在です。1987年に第1作が登場して以来、ゲームの世界は驚くほど進化を遂げてきました。
もちろんFFも、回を重ねるごとにその姿を変えてきました。技術や世界観の変化とともに、シリーズは常に新しい挑戦を続けてきましたが、個人的には“遠くへ行ってしまったような寂しさ”を感じる瞬間もありました。あの頃の興奮、あの物語の余韻…どこか置いてきたような気がするんです。
──とはいえ、そんな思いも含めて、FFとの付き合い方は人それぞれ。今回は、あくまで私自身の記憶と感情をもとに選んだランキングですが、きっと共感していただける部分もあると思います。
それでは、私のFFランキングを一緒に振り返っていきましょう。あなたの心の中に残る名作は、何位に登場するでしょうか?ぜひ読みながら、自分だけの“FF史”も思い出してみてください。
スーパーファミコン時代の傑作にして、壮大な群像劇の到達点とも言える作品。複数の主人公たちが、それぞれの葛藤や使命と向き合いながら、魔導と機械が混在する世界を旅する物語は、今なお色褪せません。
世界崩壊という衝撃的な展開と、それに続く希望と再生のドラマ。ケフカの狂気に満ちた圧倒的な存在感、そして「セリスのテーマ」「妖星乱舞」など、心を揺さぶる名曲の数々も忘れがたい魅力。魔石による育成要素の自由度も高く、繰り返し遊びたくなる中毒性を持っています。
シリーズ初のスーパーファミコン作品にして、FFの物語性を大きく飛躍させた意欲作。暗黒騎士セシルが光の戦士へと転生する重厚なドラマと、仲間たちの裏切りや信念が交錯する展開は、当時のRPGとして画期的でした。
アクティブタイムバトル(ATB)の導入により、戦闘はより戦略的かつスピード感あるものへ進化。美しいグラフィック表現と、名曲揃いのBGMが物語をさらに引き立てており、“物語重視のFF”を確立した記念碑的な作品です。
【SFC】ファイナルファンタジーIV
【DS】ファイナルファンタジーIV
ガンビットによる戦術AIとイヴァリースの広大な世界観──シリーズの常識を覆すほどに革新的な一作です。従来のターン制から脱却し、思考と設計が重視されるバトル体験は、まさに“プレイヤーの戦略力が試されるRPG”。
イヴァリースという世界の緻密な設定、政治と運命が絡み合う物語、そしてバルフレアをはじめとする魅力的なキャラクターたちが紡ぐ群像劇。崎元仁氏の手による重厚なサウンドトラックも、この世界をより深く没入させてくれます。
ファミコンの限界に挑み、ジョブチェンジの自由度とスケールの大きな物語を両立させた野心作。自由な編成によってプレイヤーそれぞれのスタイルで攻略できる柔軟性は、当時としては画期的でした。
「禁断の地エウレカ」や「クリスタルタワー」といった壮大なダンジョンの構造も印象的で、挑戦と達成感が何度も交錯する濃密なプレイ体験を提供してくれました。王道の“光の戦士”による冒険は、素直に胸を打つ展開です。
そして、本作は2006年にニンテンドーDS向けにフル3Dでリメイクされ、より多くの人にその魅力が届くきっかけとなりました。キャラクターに個性が追加され、ビジュアルと音楽も一新されたことで、物語に一層感情が宿る仕上がりとなっています。
「新しいけど懐かしい」──そんな絶妙なバランスが実現されたリメイク版は、オリジナルの持つ骨格を残しつつ、現代のRPGとして再構築された秀逸な再発明と言えるでしょう。
【FC】ファイナルファンタジーⅢ
【DS】ファイナルファンタジーIII
【PS4/NS】ファイナルファンタジーIII(ピクセルリマスター)
シリーズの原点回帰を掲げながらも、新しさと深みを携えて生まれた珠玉の名作。中世風ファンタジーの世界観、人間味あふれるキャラクターたち──そのどれもが温かく、懐かしい感情を呼び起こしてくれます。
黒魔導士ビビの存在が象徴する“命の意味”という普遍的テーマが、物語全体を静かに支えています。「Melodies Of Life」「独りじゃない」といった音楽が彩る旅路は、切なさと希望が入り混じる感動の連続。FFという物語の美しさを改めて教えてくれる、記憶に残る一作です。
【PS】ファイナルファンタジーIX
FF9縄跳び1000回チャレンジ!?25周年にあの悪夢と再会してみた
個人的ゲーム情報サイト「げーむぽんぷー」を始めてから、気づけばもう長い時間が経ちました。ですが、こうしてシリーズ作品に順位をつけて紹介するのは、これが初めてかもしれません。
今後も、このようなランキング形式でゲームの魅力を紹介していければと思っています。プレイ当時の記憶や、今だからこそ語りたいことなど、少しずつ形にしていければ嬉しいです。
コメントは、YouTubeに投稿している動画のコメント欄にいただけると助かります。サーバーへの負荷を抑えるためでもありますが、他の方と気軽にやり取りできる場として活用しているので、ぜひ気軽に書き込んでいただければ嬉しいです。あなたの思い出や推しタイトル、ぜひ教えてください!
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