1991年3月22日にタイトーからファミリーコンピュータ用ソフトとして発売された『人生ゲーム』は、双六形式で人生を体験するボードゲームです。1人から最大4人までプレイ可能で、幼稚園から老人になるまでの道のりを、サイコロを振って進んでいきます。

ゲームの目的は、最終的に最も多くの所持金を得ること。プレイヤーは「知力」「体力」「つき」という3つのパラメータを上げながら、様々なイベントを乗り越えていきます。就職や結婚、出産など、人生における重要な出来事が双六のマスに配置されており、止まったマスによってイベントが発生し、所持金が増減したり、能力が変化したりします。

そして、ゴール時の所持金、能力値、そして就いていた職業によって、その後のエンディングが変化するという要素も盛り込まれています。どのような人生を送るか、プレイヤーの選択によって結末が変わる点が、このゲームの魅力と言えるでしょう。

前作