Article 2024/8/17
【PCE】定吉七番 秀吉の黄金
【PCE】定吉七番 秀吉の黄金
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ゲーム情報
| タイトル | 定吉七番 秀吉の黄金 |
|---|---|
| ジャンル | アドベンチャー |
| パブリッシャー | ハドソン[3] |
| 発売日 | 1988年11月18日[3] |
| 対応ハード | PCエンジン |
| 提供形態 | 中古ショップ等で探しましょう |
『定吉七番 秀吉の黄金』は、1988年11月18日にハドソンから発売されたPCエンジン用のコマンド選択式アドベンチャーゲーム。大阪を舞台にした独特の世界観と、登場人物のほとんどが関西弁で喋る“コテコテの大阪ノリ”が最大の特徴で、コマンドにも「わらかす」「どつく」など関西色の強い表現が並ぶ。PCエンジン初期のタイトルらしく、漢字を多用した大きなテキスト表示や鮮やかな発色など、当時のファミコンADVとの差別化が強く意識された作りになっている。
物語は、大阪商工会議所の秘密会所に所属する“殺人許可証を持つ丁稚”・定吉七番が主人公。大阪城の石垣から発見された「秀吉の黄金」の古文書が、敵対組織NATTOに奪われたことをきっかけに、定吉が仲間とともに古文書奪還と黄金の謎に挑む。舞台は大阪から東京・六本木、特急列車内、長野県松本へと移り変わり、全8章構成で展開。シナリオは一本道だが、基本コマンドが12種類と多く、どのコマンドを選んでも何らかの反応が返ってくるため、テキスト量は非常に豊富。反面、正解に辿り着くには総当たりが必要な場面も多く、当時のADVらしい難度の高さも健在である。
大阪の街並みを再現した背景や、通天閣・御堂筋・くいだおれ横丁など実在スポットの登場も魅力のひとつ。コメディ色が強い作風で、敵組織NATTOのスローガンが「全関西人の食卓に納豆を!!」という荒唐無稽さも含め、終始ユーモアに満ちた作品となっている。
本作の原作は、東郷隆によるスパイアクションコメディ小説『定吉七番』シリーズ。『007』のパロディとして書かれた作品で、本作『秀吉の黄金』は“ゲーム化を前提に書かれた一編”として制作された。小説版の挿絵を担当していた安永航一郎がゲームでもキャラクターデザインを担当しており、原作の雰囲気をそのままゲームに落とし込んだタイトルとなっている。