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2024/8/17

【PCE】THE 功夫

【PCE】THE 功夫
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ゲーム情報

タイトルTHE 功夫
ジャンルアクション
パブリッシャーハドソン
発売日1987年11月21日
対応ハードPCエンジン
提供形態中古ショップ等で探しましょう
『THE 功夫(ザ・クンフー)』は、1987年11月21日にハドソンから発売されたPCエンジン用横スクロールアクションゲームで、PCエンジン初期を象徴する“巨大キャラ表示”をウリにしたタイトルである。発売当初は本体と同時発売予定だったが、バグ修正により1か月遅れて登場した経緯があり、パッケージのナンバーはそのまま「Vol.1」となっている。
プレイヤーは拳法家「王(ワン)」を操作し、暗黒大帝・星厳呉に支配された功夫界を救うため、各地の拳法家たちと戦いながら進んでいく。ゲームは全4ステージ構成で、各ステージは「道中(ノーマル面)」「ボス戦(対決面)」「ボーナス面」の3パートで構成される。1周クリア後は2周目・3周目へと続き、3周目クリア後は「GIVE UP!」と表示されて終了するという独特の周回仕様を持つ。
本作最大の特徴は、画面の半分を占めるほどの巨大キャラクターを滑らかに動かす技術デモ的な演出で、当時の家庭用ゲーム機では不可能とされた表現を実現していた点にある。主人公も敵も非常に大きく描かれ、パンチやキックの動きが強烈なインパクトを放つ。さらに、ダメージを受けるとキャラクターの体に傷やアザがリアルに表示されるなど、PCエンジンの性能をアピールする要素が随所に盛り込まれている。
操作はシンプルで、Iボタンがパンチ、IIボタンがキック。ジャンプやしゃがみを組み合わせて敵の攻撃を避けつつ進む。ボス戦では、敵の攻撃に合わせてパンチ・キックを押すことで“防御”が可能で、さらに敵の攻撃を2回受けた後にパンチを当てると「デカパンチ」、3回受けた後に当てると「百烈拳(あたたパンチ)」が発動するなど、独自の必殺技システムも搭載されている。
ステージ最後にはヌンチャクで壺を割るボーナスゲームがあり、ゲージの“MAX”で壺を割ると高得点に加えて体力が回復する。逆に“MIN”で止めるとヌンチャクが自分に当たるというコミカルな演出もある。
ただし、ゲームとしての完成度は賛否が分かれ、巨大キャラゆえに視界が狭く、敵の出現に対応しづらい点や、攻撃判定のクセ、ゲームバランスの粗さなどが指摘されている。とはいえ、PCエンジンの性能を世に知らしめた象徴的タイトルとしての存在感は大きく、現在でも“PCエンジンを語るなら外せない一本”として語り継がれている。
総じて、『THE 功夫』は、技術デモ的な派手さと、カンフー映画的な雰囲気を前面に押し出したアクションゲームであり、巨大キャラのインパクトと独特の操作感が魅力の作品である。粗削りながらも、PCエンジン黎明期を象徴する“記念碑的タイトル”と言えるだろう。
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GAME PON-POO

フリーランス WEBデザイナー

フリーランスのWEBデザイナー。個人サイトのひとつとして GAME PON-POOを運営。ゲームは幼い頃から好きで、広く浅くプレイしている。家庭用ゲームがメイン。ソウルライクな作品が好み。

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