『フロンティア ストーリーズ』は、2005年10月27日にマーベラスインタラクティブから発売されたゲームボーイアドバンス対応のアクションロールプレイングゲーム。希望の新天地を目指す列車が異世界へと迷い込み、襲い来る魔物から開拓民たちを守りながら脱出を目指す、護衛と冒険が融合した「開拓アクションRPG」作品となっています。

物語の舞台は、突如として出現した「ゲート」によって異世界に飲み込まれてしまった大陸横断列車「フロンティア・トレイン」。プレイヤーは若きゲートガーディアンの「アーク」となり、相棒の「アイヴィ」と共に、列車に乗り合わせていた14人の開拓民たちを指揮して、元の世界への帰還を試みます。敵となるのは、人々の希望を喰らう魔物「CIMA(シーマ)」。絶望的な状況下で、年齢も職業も異なる開拓民たちと信頼関係を築き、彼らの希望を守り抜くドラマチックなストーリーが展開されます。

本作の最大の特徴は、主人公のアクション操作と、NPCである開拓民への「誘導」を同時に行う独自のシステムです。開拓民たちは自ら戦うことはできませんが、鍵開けや修理といった固有のスキルを持っており、彼らに適切な指示を出してギミックを解くことがダンジョン攻略の鍵となります。また、倒した敵から得られる素材を使ってアイテムを作り出す合成要素もあり、『ルーンファクトリー』シリーズなどで知られるネバーランドカンパニー開発らしい、探索と生産の楽しさが詰まっています。

守るべき仲間がいるからこそ、戦いはより熱くなる。パズル的な思考とアクションの腕前、そして仲間との絆が試される、GBA末期に輝く隠れた名作です。

本作は、マーベラスインタラクティブとネバーランドカンパニーがタッグを組んで制作した完全オリジナル作品です。北米では『CIMA: The Enemy』というタイトルで2003年に先行発売されており、日本版はその逆輸入・調整版という位置づけになります。開拓民を守るという独自のシステムと、世界観の作り込みが高く評価されています。

フロンティア ストーリーズ

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