『真型メダロット』は、2004年12月16日にイマジニアよりゲームボーイアドバンス向けに発売されたシリーズ初代のリメイク作品です。
プレイヤーはカブトバージョンまたはクワガタバージョンの主人公として、メダロットを操りながらロボトル(戦闘)を通じて物語を進めていきます。舞台は近未来の町で、プレイヤーはメダロットを組み立て、メダルとパーツを装着して性能を調整しながら、ロボロボ団との対決や大会への参加を通じて成長していきます。
戦闘では、頭・右腕・左腕・脚部の4パーツを駆使し、ターン制で行動を選択します。『真型メダロット』では『メダロット弐CORE』のシステムを流用しており、メダルの性格が「ターゲット」として設定され、行動の傾向に影響します。また、メダルごとに必殺技「メダフォース」が追加されており、ゲージを溜めることで強力な攻撃が可能になります。
フィールド移動ではRボタンによるダッシュが可能となり、探索のテンポが向上しています。イベント進行に応じて一枚絵の演出が挿入される場面もあり、物語の節目を印象的に演出します。登場キャラクターはすべて新規で、原作『メダロット1』のヒカルなどは登場せず、世界観やデザインも刷新されています。
ただし、原作に存在した「特定パーツの交換による変化」や「真剣ロボトルによるメダル変化」などの要素は削除されており、入手方法や育成方針が一部変更されています。メダルの種類も『弐CORE』準拠で、ネズミメダルなどが新たに登場しています。













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