『AIR』は、2000年にKeyから発売された恋愛アドベンチャーゲームです。2001年以降、複数の家庭用機に移植されました。
物語は、夏の田舎町を舞台に、さすらいの人形遣い・国崎往人が「空にいる少女」を探す旅の中で、神尾観鈴という少女と出会うことから始まります。三部構成(DREAM編・SUMMER編・AIR編)で展開され、現代・過去・未来を繋ぐ母子の絆を軸に、切なくも壮大なドラマが描かれます。シナリオは麻枝准が担当し、幻想的な演出と深いテーマ性が特徴。
原画は樋上いたるとみきぽん、音楽は折戸伸治・戸越まごめ・麻枝准が手がけ、主題歌「鳥の詩」(歌:Lia)は作品の象徴として高い評価を受けています。
ドリームキャスト版(2001年)
初の家庭用移植。全年齢対象。ヒロインにボイス追加。演出はPC版に準拠。
PlayStation 2版(2002年)
主人公にもボイス追加。演出強化。廉価版も発売され、CEROレーティングは15歳以上対象。
PSP版(2007年)
初の携帯機対応。データインストール機能搭載。演出はPS2版に準拠。
PS Vita版(2016年)
外伝小説「初空の章」を追加収録。高解像度化によりCGが鮮明に。
Nintendo Switch版(2021年)
フルHD対応。タッチ操作や携帯モードに最適化。演出はVita版と同等。
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