『超次元ゲイム ネプテューヌ Sisters vs Sisters』は、2022年4月21日にコンパイルハートよりPlayStation 4・5向けに発売されたアクションRPGで、女神候補生ネプギアたちが主人公となり、スマホに支配された世界を舞台にシェアを取り戻す戦いを描いたスピンオフ作品です。

本作は『新次元ゲイム ネプテューヌVII』の復活エンド後の世界をベースに、ネプギア、ユニ、ロム、ラムの4人が中心となって物語が進行します。とある事件により2年間の眠りから目覚めた彼女たちは、世界が「マジフォン」と呼ばれるスマートフォンに支配され、女神たちのシェアが失われた状況に直面します。プレイヤーは彼女たちを操作し、各地を巡ってシェアを回復しながら、陰謀の真相に迫っていきます。

戦闘はリアルタイムアクション形式で、キャラクターごとに異なるスキルやコンボを駆使して敵と戦います。Live2Dによる高品質な会話演出や、マルチエンディングの採用により、選択によって物語の結末が変化します。新キャラクターとして、スマホ擬人化の「マホ」やゲームエンジン擬人化の「アンリ」も登場し、シリーズ特有のメタ要素が強調されています。

対応機種はPlayStation 4・5のほか、2023年以降にNintendo Switch、Xbox Series X/S、Steamなどでも展開されており、国内外のファンに向けて広くリリースされています。

本作は『超次元ゲイム ネプテューヌ』シリーズのスピンオフ作品で、原作は2010年に発売された初代『超次元ゲイム ネプテューヌ』です。ゲームハードや企業を擬人化したキャラクターたちが織りなすメタフィクション的世界観が特徴で、シリーズはアニメ化やノベライズも展開されています。『Sisters vs Sisters』では女神候補生たちが主役となり、シリーズの新たな局面が描かれています。