『NBA 2KVR』は、2016年12月2`日に2K Japanから日本国内向けに発売されたバーチャルリアリティ対応のバスケットボールゲームです。対応機種はPlayStation 4(PlayStation VR必須)で、海外ではHTC Vive、Oculus Rift、Samsung Gear VR向けにも展開されました。開発はVisual Conceptsが担当し、『NBA 2K17』をベースにしたスピンオフ的作品として制作されています。価格は国内PS VR版が1,620円(税込)で配信されました。

本作では、プレイヤーがNBAの公式アリーナ「バンカーズ・ライフ・フィールドハウス」のコートに立ち、当時『NBA 2K17』のカバーアスリートだったポール・ジョージ(インディアナ・ペイサーズ)と共に練習やチャレンジに挑戦します。ジョージ選手が解説役として登場し、プレイの案内やテクニック向上のヒントを与えてくれる演出が特徴です。

収録されているのは、制限時間内に連続でスリーポイントを決める「3ポイント・シュートアウト」、決められた条件をこなす「スキルチャレンジ」、残り時間わずかの状況で得点を狙う「ブザービーター・カウントダウン」などのミニゲーム群です。さらに、プレイ中に使用できる「ゲータレード・ブースト」によってシュート精度や移動速度、スタミナ回復力を一時的に強化することができます。

VRならではの一人称視点とモーションコントローラー操作により、実際にボールを構え、シュートフォームを作り、リリースする感覚を再現。リアルなアリーナの臨場感と、アーケード的なスコアアタックの楽しさを融合させた作品となっています。