『ドラゴンエイジ:インクイジション』は、BioWareが開発したオープンワールド型アクションRPGで、ドラゴンエイジシリーズの第3作目にあたるタイトルです。プレイヤーは「審問官」として、セダス大陸に突如出現した魔物の裂け目を封印する使命を担います。種族や職業、外見などを自由に設定できるキャラクタークリエイト機能が搭載されており、プレイスタイルに応じたロールプレイが可能です。

ゲームエンジンにはFrostbite 3が採用されており、広大なフィールドとリアルな自然環境が再現されています。戦闘はリアルタイムで進行しつつ、戦術カメラによる俯瞰視点への切り替えも可能です。仲間キャラクターとの関係性や選択によって物語が分岐し、プレイヤーの行動が世界に影響を与える設計となっています。拠点「スカイホールド」では施設の強化や仲間の配置なども行えます。

オンライン要素としては、最大4人による協力型マルチプレイが搭載されており、専用のミッションや報酬が用意されています。日本国内ではPS3およびXbox 360向けに2014年11月に発売され、後にPS4やPC版も展開されました。DLCとして「ハコンの顎」「地底世界」「招かれざる客」などが配信されており、物語の補完や新エリアの追加が行われています。