1987年に発売されたファミリーコンピュータ用ソフト『ラプラスの魔』は、横スクロールアクションRPGというジャンルに属する作品です。プレイヤーは主人公を操作し、剣や爆弾といった武器を駆使して現れるモンスターを倒しながら、物語を進めていきます。

敵を倒すとGOLDを入手でき、このGOLDはショップで様々なアイテムを購入するために使用します。主人公のLIFEが尽きるとゲームオーバーとなりますが、何度でもコンティニューが可能です。ただし、コンティニューを選択した場合、所持しているGOLDとTECH(経験値)が半分になってしまうというペナルティが存在します。

ゲームの舞台となるアルマータ市街地には、昼と夜の概念が導入されており、時間帯によって街の様子が変化します。また、冒険の途中で訪れる町には、「復活のあいことば」を教えてくれる施設があります。この「あいことば」を利用することで、ゲームを中断した場所から再開することが可能です。

物語の進行上、プレイヤーは“水の魔境”、“土の魔境”、“火の魔境”という3つのダンジョンを攻略する必要があります。そして、本作はプレイヤーの選択や行動によって結末が変化する、マルチエンディングシステムを採用しています。