PlayStationで2000年10月26日に発売された『北斗の拳 世紀末救世主伝説』は、武論尊氏と原哲夫氏による同名漫画を原作とした3Dアクションゲームです。開発は東映動画、著作権は©武論尊・原哲夫/集英社・フジテレビ・東映動画 1987 東映動画/ショウエイ・システムが所有しています。

本作では、ケンシロウ、ラオウ、レイといった主要キャラクターたちが3Dポリゴンモデルで表現され、全編フルボイスで物語が展開されます。声優陣は、神谷明氏(ケンシロウ)、内海賢二氏(ラオウ)、塩沢兼人氏(レイ)など、基本的にテレビアニメ版のキャストが起用されている点が特徴です。

ゲームシステムとしては、「リアルタイムあべしシステム」が搭載されています。また、「世紀末シアターモード」では、デモムービーのセリフを、作中に登場するあらゆるキャラクターの任意のセリフに変更できるという、ユニークな遊び方も用意されています。

登場キャラクターは非常に豊富で、ケンシロウやラオウといった主要キャラクターに加え、アミバ、マミヤ、シン、シュウ、サウザー、ユダ、フドウ、ジャギ、ハート、ユリア、バット、リン、リハク、スペード、ライガ、ヒルカ、フウガ、デビルリバース、アイリ、牙大王、ジード、ジャッカル、ギュウキ、フォックス、シーカー、マダラ、ハブ、ダガール、トヨ、マコ、ユウ、タキ、アキといった面々が登場します。

主題歌は、クリスタルキングが歌うオープニングテーマ「愛をとりもどせ!!」と、エンディングテーマ「ユリア…永遠に」が使用されています。

なお、ファミリーコンピュータ版の『北斗の拳2 世紀末救世主伝説』(1987年4月17日発売、ジャンル:横スクロールアクション、プレイ人数:1人)も存在します。こちらは東映動画が開発を担当しています。

前作