1987年2月27日にバンダイから発売されたファミリーコンピュータ用ソフト『ポケットザウルス 十王剣の謎』は、同社の人気キャラクター文具「ポケットザウルス」をモチーフにした横スクロールアクションゲームです。

物語の舞台は西暦2001年の地球。歴史科学者の主人公ハシモトは、時を越え全時代を支配しようと企む邪悪な怪物サラマンダーによって、恐竜の姿に変えられてしまいます。名人「ハシモト」は「ハシモトザウルス」となり、元の姿に戻るため、タイムカプセルに乗って様々な時代を旅し、時空大帝サラマンダーを倒すことを目指します。

ゲーム中には、文具でおなじみのポケットザウルスたちが敵キャラクターとして登場。画面下のメッセージウィンドウには、ステージの説明やヒント、敵キャラクターの会話などが表示され、ゲームを有利に進めるための情報を提供します。また、特定の場所を通過するとクイズが出題されるなど、ユニークな仕掛けも用意されています。さらに、ゲームオーバー時にはラスボスであるサラマンダーとの試し対決が可能。スコアが30000点に達するごとに、パワーが一定量回復するシステムも搭載されています。