横スクロールアクションゲームとして登場した本作は、8方向レバーと2つのボタンを駆使して主人公「リュウ」を操作し、全6ステージ(2周構成で合計12ステージ)を攻略していくゲームです。プレイヤーは画面左右から現れる敵を倒しながら進み、各ステージの最後に待ち受けるボスを倒すことでステージクリアとなります。

リュウの主な攻撃手段は剣と盾です。剣で敵を攻撃し、盾で防御しますが、丸まり攻撃やマジックボールを盾で受けてしまうと、武器を失い素手での戦いを強いられます。素手状態では、ボタン操作が「パンチ」と「キック」に変化します。

プレイヤーの体力は、敵から攻撃を受けるごとに減少します。体力を回復させる方法は、ステージクリア時か、稀に出現する回復アイテム(翼の生えたハート)を獲得するしかありません。体力が尽きるか、タイムオーバーになると1ミスとなり、3ミスでゲームオーバーとなりますが、コンティニューすることで一定のポイントからゲームを再開できます。プレイヤーキャラクターと敵キャラクターには、大型のグラフィックが用いられている点も特徴です。

ファミリーコンピュータ版では、アーケード版にはない要素が多数追加されています。隠し部屋の存在はその一つで、中にはパワーアップアイテムが豊富に用意されていますが、敵が出現することもあります。また、アーケード版には登場しない敵キャラクターや、表現が変更された敵キャラクターも存在します。回復アイテム以外のパワーアップアイテムが追加された点も大きな変更点です。

アーケード版とは異なり、ファミコン版は2周目がなく、6ステージをクリアするとエンディングを迎えます。コンティニューの方法も異なり、ゲームオーバー後のタイトル画面で特定のコマンドを入力することでスタートします。さらに、ファミコン版独自の要素としてVSモードが追加されています。ただし、最初期型のファミコン(コントローラーのボタンが四角ゴム)では正常に起動しない場合がある点には注意が必要です。