セガが社運を賭けて開発したソシャゲ「404 GAME RE:SET エラーゲームリセット (エラゲ)」、配信開始から1年を経たずにサービス終了を発表。
過去の名作ゲームを擬人化(美少女)し、歪められた世界を浄化していくといった内容のRPG。ディレクターやイラストレーターなど名のある方を起用し「セガの社運を賭けた」というほど力を入れていた作品だったようですが、配信開始から半年ほどでサービス終了と発表。
「エラーゲームリセット (エラゲ)」は、個人的にも興味があって遊んでいました。ソシャゲの同じことを繰り替えす作業的な内容は仕方ないとしても、いろいろと残念な部分を感じ早々にリタイア。
発表時のげーむぽんぷー記事
「セガ」によって歪められた世界を取り戻すべくカプコン、SNKの参戦
擬人化されたキャラクターたちの魅力が・・・
美少女に擬人化というもはや古典的な手法で、過去の名作ゲームを美少女に擬人化したキャラがこのゲームに登場します。美少女キャラなら諸手を挙げて喜ぶ、または起用されたイラストレーターのファンであればそれなりに楽しめたのかもしれません。
しかし、擬人化と言っても「似たような顔の美少女たちが、名作ゲームを連想する衣装を身につけているだけ」に過ぎず、「脱いだら個性も何もないじゃん」とツッコミをいれたくなるレベルだったのが残念。安易に美少女化せず、オリジナルのキャラを現代風にアレンジする程度でよかったのではないか?、それならどの世代でも楽しめたんじゃないかなと感じました。
擬人化した主な名作ゲーム
ダイナマイト刑事
コラムス
バーチャレーシング
サンダーブレード
ゴールデンアックス
スペースハリアー
アウトラン
獣王記
マッピー
ディグダグ
ダライアス
ゼビウス
餓狼伝説
ストリートファイターⅡ
パックマン
開発元のセガ以外の作品も多く登場。ヒットすれば様々な名作ゲームが美少女に擬人化されたことでしょう。
惹き込まれなかったストーリー
キャラクター以上に完全に個人的な好みの問題です。紙芝居やコントを見ているような感じがし全く入っていけず。シリアスな内容の割に各キャラクターの軽さがマイナス要素。餓狼伝説のキャラが登場するあたりまではプレイしていましたが、ストーリーなどはほとんど飛ばしちゃってました。
懐古向けなのか?ある意味SEGAらしいのだが・・・
素人目ながらどの層をメインターゲットに開発しているのかが疑問。一昔前なら、適当なゲームでも美少女キャラを登場させておけば良かったかもしれません。レトロと呼ばれる名作ゲームを採用し擬人化キャラが登場する割に、40〜50代くらいの層が楽しめる要素が弱すぎると感じる内容。キャラを強化していくと、ゲームの年表や歴史などがアンロックされていくという要素もあるのですが、ほんとオマケ的な残念に思えてしまいます。
個人的にセガファンなのでプレイしてみた「エラーゲームリセット (エラゲ)」。ソシャゲが苦手ってこともありますが、セガの悪い部分が全部詰まったかのような作品でした。
このPVは初めて知りました。セガの公式チャンネルから2ヶ月前(2023年8月ごろ?)に公開された動画になります。これだけ見ると面白そうに感じますね。
「404 GAME RE:SET エラーゲームリセット」
サービス終了日:2024年1月5日(金)
ストーリーは10章(完結)し、サービス終了後もオフラインモードで入手したキャラなどを閲覧することができるそうです。ただし、ゲームのプレイは不可。
サービス終了までのロードマップなどは、下記サイトでご確認ください。
エラゲ公式サイト
ほのぼの情報「ぽんぷー」(外部サイト)