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2026/2/10

【PS2/DS】高レート裏麻雀列伝 むこうぶち 〜御無礼、終了(ラスト)ですね〜

【PS2/DS】高レート裏麻雀列伝 むこうぶち 〜御無礼、終了(ラスト)ですね〜
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ゲーム情報

タイトル高レート裏麻雀列伝 むこうぶち 〜御無礼、終了(ラスト)ですね〜
ジャンルテーブルゲーム(麻雀)
パブリッシャーπアーツ
発売日2007年07月26日(DS), 2007年10月25日(PS2)
対応ハードPlayStation 2, ニンテンドーDS
レーティングCERO D
提供形態中古ショップ等で探しましょう
特徴DS版の発売から3ヶ月後にPS2版がリリースされたマルチプラットフォーム展開のパッケージです。DS版はWi-Fiコネクションでのオンライン対戦やマイクを利用したボイスチャットに対応し、PS2版は据え置き機の大画面へ向けた移植となっています。両機種ともに「何切る」問題や点数計算といったトレーニングモード、用語を網羅した麻雀辞典を完備しており、麻雀学習ツールとしての客観的な機能も備えています。
『高レート裏麻雀列伝 むこうぶち 〜御無礼、終了(ラスト)ですね〜』は、バブル経済の狂乱に沸く1980年代の裏社会へ身を投じる本格麻雀ゲームです。ニンテンドーDSでの発売後、PlayStation 2向けにも展開された本作。プレイヤーは魑魅魍魎がうごめく雀荘を渡り歩き、最終的に「むこうぶち」と呼ばれる無敗の怪物・傀(カイ)を打ち負かすことを目指します。物語の軸となる「シナリオ対局モード」では、ベテラン雀士の安永をナビゲーターに迎え、彼が提示する過酷な条件をクリアしながら数々の勝負師たちと死闘を繰り広げていく。
雀卓を支配するのは、単なる運や確率論ではありません。キャラクターごとのイカサマに等しい能力を駆使する「特殊能力モード」や、アリス、ビンタといった法外な高レート特有の裏ルールが採用されており、一瞬の判断ミスが致命傷となるシビアな世界。さらに、プレイヤー自身の和了率や役の使用率といった詳細なデータを記録し、自らの打ち筋の癖を客観的に分析する機能も搭載されています。ただ牌をツモって切るだけの無機質なプログラムではなく、人間の欲望と恐怖が交錯する生々しいギャンブルの空気が画面に満ちています。
対局の緊張感を加速させるのが、傀役の風間杜夫氏や安永役の玄田哲章氏らによるフルボイスのカットイン演出です。決定打となる和了と共に放たれる「御無礼」の冷徹な一言が、対戦相手に絶望を刻み込む。携帯機の手軽さとボイスチャットによる臨場感を備えたDS版、そして大画面でアウトローたちのドラマを堪能できるPS2版。プラットフォームの垣根を越え、欲望渦巻く裏社会のヒリヒリとした駆け引きをデジタル空間に落とし込んだ意欲作。
『むこうぶち 高レート裏麻雀列伝』は、天獅子悦也氏が「近代麻雀」にて1999年から連載を続けている麻雀漫画の金字塔。バブル経済期の日本を舞台に、法外な高レートで打たれる裏麻雀の狂気を克明に描写。素性が一切不明の男・傀が、金と欲望に取り憑かれた者たちの前にふらりと現れ、「御無礼」という冷徹な決め台詞と共に彼らの全財産と人生を容赦なく毟り取っていく。単なるギャンブルの勝敗だけでなく、敗者が辿る借金や破滅といった陰惨な末路を冷酷に描き出すピカレスクロマン。袴田吉彦氏主演による実写オリジナルビデオシリーズも長年にわたり制作され、アウトローの世界を覗き見る映像作品としても独自の地位を確立しています。

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