『フラグメンツ・ブルー』は、プレイステーション2で発売されたロマンティック・ライトミステリー・アドベンチャーゲーム。ゲーム中に得られた断片的な情報(フラグメンツ)を選択して組み合わせることで新たな展開を見せる、情報合成分岐システム(ジョイン・フラグメンツ・システム)を採用。

夏休みのある日、差出人不明の手紙が届いた。

手紙にはその一文だけが記され、小さな鍵が同封されていた。
『矢沢千花(やざわちか)』の言葉を思い起こさせるその文面。
しかしそれは届くはずのない手紙だった。

なぜなら、彼女はすでに病気で亡くなっていたからだ。

これはたちの悪い悪戯なのか、それとも──。