『ハリー・ポッターと賢者の石』は2001年12月1日(PS/GBA/GBC/PC)/2003年12月11日(PS2/Xbox/GC)にエレクトロニック・アーツより発売されたアクションアドベンチャーゲーム。J.K.ローリング原作の魔法学校生活を体験するスタイルです。各機種でグラフィック・操作感・収録内容が異なり、特に日本PS版は独自の和風アレンジBGMと豪華声優によるフルボイス化が特徴となっています。
プレイヤーはハリーとなり、ホグワーツの授業で呪文を学び、ロン・ハーマイオニーと共に賢者の石を巡る冒険を繰り広げます。PS/Xbox/GC/PS2版は3Dアクション重視、GBA/GBC版は見下ろし型RPG/PC版はポイントクリックアドベンチャー要素強めで進行します。クィディッチや禁じられた森、地下迷宮など原作の名場面を各機種ごとに異なる形で再現しています。
物語はダーズリー家からの脱出、ダイアゴン横丁での買い物、ホグズミード特急乗車から始まり、組分け帽子、夜の校内探索、トロル事件、ヴォルデモートとの対決まで原作第1巻を忠実に追います。日本PS版のみ緑川光(ハリー)、永井一郎(ダンブルドア)など豪華声優陣によるフルボイスが付いています。
特徴的な仕掛けとして、PS/Xbox/GC/PS2版は美しい3Dグラフィックとリアルタイム魔法バトル、GBA/GBC版はカードシステムを取り入れたターン制戦闘、PC版はパズル要素豊かな探索が挙げられます。豆集めや有名な魔法使いカードのコンプリートも全機種共通のやり込み要素です。
本作は2001年公開の映画『ハリー・ポッターと賢者の石』と連動したマルチプラットフォーム作品で、日本ではPS/PC/GBA/GBCが映画公開直後の2001年12月1日に同時発売され、後年PS2/Xbox/GC版が追加されました。特にPS版は映画公開からわずか2週間後の超スピード発売+独自和風アレンジで異彩を放ち、グローバル版と内容が大きく異なる点が特徴です。












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