『ロード・オブ・フィスト』は、中国武術を題材にした格闘RPGです。1999年08月26日にメディアワークスからプレイステーション用ソフトとして発売されました。開発はポリゴンマジックが担当しています。

舞台は中国大陸で、プレイヤーは少年または少女を主人公に選び、少林拳や八極拳、酔拳など複数の流派から一つを選んで修行を積みながら物語を進めます。食事や宿泊の回数によって主人公の体型や成長が変化し、子供のまま目標を達成することもあれば、年老いてゲームエンドを迎えることもあります。戦闘は格闘ゲームの要素を取り入れたアクション形式で、流派ごとに異なる技や極意を習得することが可能です。

また、マルチタップを使用することで最大8人同時対戦が可能であり、家庭用ゲーム機としては珍しい多人数バトルを実現しています。シナリオは流派ごとに異なる展開が用意され、繰り返し遊ぶことで多彩な物語を体験できる構成となっています。

『ロード・オブ・フィスト』は、中国武術を題材にした独自の世界観を構築し、少林拳や八極拳など伝統的な拳法をベースにしたストーリーを展開しています。格闘RPGとしての独自性が強く、シリーズ化はされていません。

ロード・オブ・フィスト