『リーディングジョッキー’99』は、競走馬の背中に跨る「騎手(ジョッキー)」の視点を再現し、レースでの駆け引きと勝利を追求する競馬アクションゲーム。1999年4月1日にハーベスト(Harvest One)からPlayStationで発売されました。

本作は、スーパーファミコンで発売され「騎手ゲー」というジャンルを確立した『リーディングジョッキー』シリーズの流れを汲む作品です。PlayStationへのプラットフォーム移行に伴い、グラフィックは3Dポリゴン化され、後方視点からの迫力あるレース映像を実現しています。プレイヤーは新米騎手としてデビューし、調教師から依頼される馬に騎乗して結果を残していくほか、自ら馬を生産・管理するオーナーブリーダー的な遊び方も可能です。

ゲームのサイクルは「競走馬登録」→「追い切り(調教)」→「レース出走」というシンプルな構成になっています。レース本番では、スタートのタイミング、道中の位置取り、スタミナ配分、そして直線の追い出しといった騎手としての技術が問われます。特にコーナーでの慣性が強く設定されており、膨らまずに内ラチ沿いを回るコーナリング技術が勝敗を分けるポイントとなります。オグリキャップなどの実在馬も一部登場し、自身の騎乗で歴史的名馬を勝利に導くif体験も楽しめます。

本作は「馬を育てる」ことよりも「馬を操る」ことに重きを置いています。実際の競馬においても、騎手の判断ひとつで勝敗が決することは珍しくありません。わずかな隙間を突く度胸や、馬の能力を極限まで引き出す技術など、トップジョッキーたちが持つ「勝負勘」を知ることは、ゲーム内での騎乗にも大いに役立ちます。ここでは、JRAのレジェンド騎手・武豊氏が自身の騎乗論や競馬への想いを語った書籍を紹介します。天才と呼ばれる男が馬上で何を感じ、何を考えているのかを知ることで、プレイヤーとしての視座も高まるはずです。
勝負師の極意 [書籍]

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