『英雄伝説IV 朱紅い雫』は、巨大な亀裂によって分断された世界「ガガーブ」を舞台に、神々の争いと人間の運命を描くロールプレイングゲーム。1998年8月27日に亜土電子工業からPlayStationで発売されました。
本作は、日本ファルコムの代表作である「ガガーブトリロジー」の第2作目にあたりますが、時系列としてはシリーズで最も古い時代を描いています。物語は、正神殿カテドラールが襲撃され、孤児として育った兄アヴィンと妹アイメルが離れ離れになるところから始まります。プレイヤーは成長したアヴィンとなり、親友のマイルと共に妹を探す旅に出ます。
PlayStation版は、後にストーリーやシステムが大幅に改変されたWindowsリメイク版とは異なり、オリジナルのPC-9801版をベースに移植されています。最大の特徴は「オープンシナリオ」と呼ばれる自由度の高いシステムです。物語の節目以外では行動の制限が少なく、各地の「斡旋所」で依頼を受け、冒険者として資金や名声を稼ぎながら自由に世界を旅することができます。戦闘は距離や位置取りが重要なタクティカルコンバットを採用しており、魔法や必殺技の射程を考慮した戦略的な立ち回りが要求されます。
本作を含む「ガガーブトリロジー」は、その後の「軌跡」シリーズへと続くファルコムRPGの礎を築いた作品群です。特に本作の重厚な世界観や設定は、シリーズファンにとって語り草となっています。ここでは、日本ファルコムの30年にわたる歴史と作品群を網羅した公式記念本を紹介します。詳細な年表やビジュアル資料を通じて、ガガーブから軌跡へと受け継がれる「英雄伝説」の系譜を深く理解することができる一冊です。
日本ファルコム30周年公式記念本 Falcom Chronicle [書籍]













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