『スペースインベーダー』は、1978年のアーケード版をベースにしたシューティングゲームで、原点回帰と現代的アレンジを融合した移植作品です。プレイヤーは自機を左右に動かしながら、画面上部から迫るインベーダーを撃退していきます。シンプルながらも緊張感のあるゲーム性は、今なお色褪せることなく、反射神経と集中力が試されます。

オリジナルモードでは、当時のドット絵や効果音を忠実に再現。アレンジモードでは背景が強化され、敵の動きや攻撃パターンも多彩になっています。特にUFO撃破時のボーナス演出や、連射によるスコア稼ぎは攻略要素としても注目され、初心者から上級者まで幅広く楽しめます。プレイヤーの間では「連射パッド必須」と語られるほど、スコアアタックに熱中する層も存在しました。

セガサターン版は1996年に先行発売され、発色と音響面で安定した評価を得ています。一方、PlayStation版は翌年に登場し、操作レスポンスの軽快さが特徴です。両機種とも内容はほぼ同一ですが、ロード時間や描画処理に若干の差があり、好みによって選ばれる傾向があります。