『RESCUE 24 Hours(レスキュー24アワーズ)』は、私設レスキュー隊の一員となり、カスタマイズした車両で災害現場へ急行する3Dレスキュー・ドライブアクション。1997年3月14日にセントラルシステムズからPlayStationで発売されました。
本作は、人命救助をテーマにしつつも、実際には「いかに速く現場へ到達するか」に主眼を置いたドライブゲームです。プレイヤーは架空の都市を舞台に、本部から入電される「火災発生」「交通事故」といった通報を受け、制限時間内に現場へ駆けつけることが任務となります。広大な3Dマップ上を自由に走行できますが、最短ルートを行くためには歩道への乗り上げや他車との接触も辞さない荒っぽい運転が必要となる場合もあり、公的な緊急車両とは異なる「私設部隊」ならではの独特な世界観が描かれています。
ゲームの進行に伴い資金を獲得でき、それを使ってレスキュー車両のエンジン、タイヤ、サスペンションなどを強化するチューニング要素が搭載されています。これにより、初期状態では間に合わなかった遠方の現場にも対応できるようになります。現場に到着すると救助成功となりますが、ゲーム後半には複合的な災害イベントも発生します。シリアスなレスキューシミュレーションというよりは、街中を縦横無尽に走り回る『クレイジータクシー』に近いプレイ感覚を持った、アーケードスタイルの作品です。
本作の発売元であるセントラルシステムズは、物流システムやコンピュータ機器の販売を行う企業であり、ゲーム事業(CSCメディアート)としては『エクストリーム・パワー』や『お嬢様を狙え!!』などをリリースしていましたが、後に撤退しています。本作のような「緊急車両が街を疾走する」光景に興味を持たれた方には、実際の消防車や救急車の活動を記録した映像作品や、特殊車両の図鑑などが、現実のレスキュー活動を知るための資料として適しています。













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