『ヘンリーエクスプローラーズ』は、1997年3月7日にコナミからPlayStationおよびセガサターン向けに発売されたガンシューティングゲームで、アーケード版『Crypt Killer』の日本向けタイトルです。プレイヤーは“探検隊”の一員として、古代遺跡や墓所、迷いの森などを舞台に、次々と襲いかかるモンスターたちと戦いながら「導きの瞳(Eyes of Guidance)」を集めていきます。

ゲームは『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド』のようなオンレール型のシューティングで、画面内の敵を照準で狙って撃つスタイル。ショットガンを基本武器としつつ、ガトリングガンやグレネードランチャーなどの強力な武器も一時的に使用可能です。各ステージには分岐ルートが存在し、選択によって異なる展開やボス戦が用意されています。

演出面では、3Dポリゴンによる背景と2Dスプライトの敵キャラが混在し、当時としては独特なビジュアルを構築。旅の案内役「ガラゾン」という浮遊する頭部の精霊が登場するなど、B級アドベンチャー映画のような世界観も魅力のひとつです。