『ガイアシード』は1996年12月13日にテクノソレイユより発売された、PlayStation対応の横スクロールシューティングゲームです。遠い未来、地球環境を管理する人工知能「ガイア」が人類の繁栄を支えていた世界を舞台に、突如現れたもう一つの機械生命体「ウラノス」との対峙を描きます。プレイヤーは、遠隔誘導式自己修復型戦略兵器「アダマス」を操作するヴァーチャル・パイロット「クロノス」となり、ウラノス・コアの破壊を目指して戦います。
ゲームは全7ステージ構成で、敵機や障害物を避けながら進行するクラシックなシューティング形式です。アダマスには自動回復するシールドが搭載されており、被弾しても一定時間で回復するため、難易度は比較的抑えられています。武器はメインとサブの2系統があり、同色アイテムの取得でレベルアップ、異色アイテムで武器変更が可能です。ステージ中の選択や行動によってエンディングが分岐するマルチエンディング方式を採用しており、プレイヤーの判断が物語に影響を与えます。
演出面では、独特の世界観を反映したBGMや背景、敵デザインが特徴で、SF的なムードを強く打ち出しています。発売当時は知名度が低かったものの、後年ゲームアーカイブスで配信され、マニア層からの支持を集めるカルト的な人気を誇る作品となりました。システム開発会社による初の家庭用ゲーム参入作としても知られています。
システム開発会社テクノソレイユが初めて家庭用ゲーム市場に参入したタイトルで、独自の世界観と演出を持つSFシューティングとして制作されました。













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