『ぼくとシムのまち リゾートに元気をとりもどそう!』は2007年12月6日にエレクトロニック・アーツより発売されたニンテンドーDS用生活シミュレーションゲーム。寂れたリゾート地を住人の依頼とミニゲームで再生するスタイルです。

MySimsシリーズのDS版として位置づけられ、Wii版『ぼくとシムのまち』とは異なるアドベンチャー要素を強めたシステムが特徴で、タッチ操作でキャラクターを動かし交流を深めます。スターレベルを上げて町を活性化させ、可愛らしいシムたちとの日常を楽しめます。

物語は、主人公がかつて賑わったリゾート島に引っ越してくる導入から始まります。住人たちの悩みを聞き、頼みごとをこなす流れが続き、成功するごとに観光客が増えていきます。目的は島全体を活気あるリゾートに復興させることにあり、心温まるエピソードが展開します。

特徴的な仕掛けとして、壁うち、パラグライダー、スキューバダイビング、釣り、花輪作りなどの多様なミニゲームが挙げられ、高得点を取ることで町の評価を上げます。視覚的にカラフルなカスタマイズ要素が豊富で、洋服デザイン交換や部屋の模様替えが創造性を刺激します。新規要素にはDSダウンロードプレイによるパラグライダー対戦が加わり、友人との共有プレイが可能で、セーブの自由度の高さが日常的に続けやすい設計です。

本作はThe Simsシリーズの子供向けスピンオフであるMySimsのDS版日本語版として、2007年9月の欧米発売を基に開発され、Wii版『ぼくとシムのまち』と並行してリリースされています。リゾート再生の明確な目標を追加した変更点が特徴で、シリーズの創造性重視の伝統を継承します。

ぼくとシムのまち(Wii版)