『ダイノキングバトル 太古からの漂流者』は、2006年8月24日にタイトーからニンテンドーDS向けに発売されたダイノバトルアドベンチャーゲームで、アーケード用カードゲーム『ダイノキングバトル CARDGAME』をベースにした移植作品です。プレイヤーは恐竜カードとスキルカードを組み合わせてデッキを構築し、南海の島で発生した異常事態の調査と戦闘に挑みます。
物語は、恐竜たちがタイムスリップして現れた島を舞台に、オオシマ博士がダイノハンターにさらわれる事件から始まります。主人公タクヤと仲間のアキ、ロボットのナノは博士の救出と恐竜たちの保護を目的に島を探索します。ストーリーモードでは、各地で恐竜と出会いながらカードを収集し、バトルを通じて物語が進行します。
バトルはじゃんけん形式を採用しており、恐竜カードの「パワー」「テクニック」「タイプ」「必殺技」によってステータスが決定されます。スキルカードを使うことで攻撃力や体力を強化でき、戦略的なデッキ構築が求められます。カードはバトル勝利やクイズ、恐竜の巣などで入手可能です。恐竜図鑑「ダイノナビ」では、各恐竜の体長・体重・生息地などの情報を確認できます。
通信対戦はローカルプレイに対応しており、Wi-Fi通信には非対応です。初回特典として「3Dプレミアムホログラムカード」が同梱されており、コレクション性も備えています。恐竜の3Dモデルや効果音、背景演出などにより、アーケード版の雰囲気を再現しています。
原作は、タイトーが展開した業務用カードゲーム『ダイノキングバトル CARDGAME』です。 2005年に稼働開始し、恐竜カードを使ったじゃんけん形式のバトルが特徴です。 プレイヤーはカードを筐体に読み込ませて恐竜を召喚し、技カードで攻撃を繰り出します。 子供向けアーケードゲームとして人気を集め、関連商品やイベント展開も行われました。 DS版ではこのシステムをベースに、オリジナルストーリーと育成要素が加えられています。













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