Article 2023/8/2
【FC】太陽の神殿 〜ASTEKA II〜
【FC】太陽の神殿 〜ASTEKA II〜
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ゲーム情報
| タイトル | 太陽の神殿 〜ASTEKA II〜 |
|---|---|
| ジャンル | アドベンチャー |
| パブリッシャー | 東京書籍 |
| 発売日 | 1988年08月03日 |
| 対応ハード | ファミコン |
| 提供形態 | 中古ショップ等で探しましょう。 |
『太陽の神殿 〜ASTEKA II〜』は、1988年8月3日に東京書籍から発売されたファミコン版アドベンチャーゲーム。元は日本ファルコムがPC向けに制作した作品で、古代マヤ文明の遺跡「チチェン・イッツァ」を舞台に、隠された“太陽の神殿”と“太陽の鍵”を探し出すという、当時としては非常に本格的な遺跡探索ADVだ。
ファミコン版は コンパイルによるアレンジ移植 で、PC版とはストーリー構成が大きく異なる。主人公は幼馴染とともに、幼馴染の父である白鳥教授の謎の死の真相を追ってメキシコへ向かうという独自の導入が追加され、同行者がヒントをくれるため難易度はPC版よりやや低めに調整されている。
ゲームは フィールド移動+アイコン選択式ADV の二層構造。フィールドでは主人公を直接動かして遺跡を巡り、特定ポイントでアイコン選択式のアドベンチャー画面に切り替わる。アイコンは「押す」「動かす」「洗う」「使う」「組み合わせる」など多岐にわたり、順番・時間・場所が噛み合わないと進行不能になる“詰み”が存在するのが本作最大の特徴。しかも詰んでも GAME OVER と表示されない ため、プレイヤー自身が気づくしかないという容赦のなさがある。
謎解きは極めて難解で、月の満ち欠けを利用した仕掛け、アイテムの組み合わせ、特定の時間帯でのみ現れる敵や像の変化など、古代遺跡ADVらしいロマンと理不尽さが同居している。PC版では“コマンド総当たり不可”のADVとして高く評価されており、FC版もその精神を受け継いでいる。
ファミコン版はPC版より親切とはいえ、依然として難度は高く、順序を誤るとデッドロックに陥る場面も多い。だが、遺跡の構造やアイテムの意味がつながった瞬間のカタルシスは大きく、古代文明探索の雰囲気は今なお強い魅力を放っている。
古代マヤ遺跡の不気味さ、アイコン式ADVの先進性、そして“詰み上等”の硬派な謎解き。
ファミコンADVの中でも、ひときわ異彩を放つ一本だ。
ファミコンADVの中でも、ひときわ異彩を放つ一本だ。