『沈黙の遺跡 ~エストポリス外伝~』は、2002年3月8日にタイトーより発売されたゲームボーイアドバンス用のダンジョン探索型RPGです。『エストポリス伝記』シリーズの外伝にあたり、時系列は『エストポリス伝記II』の数年後。シリーズ初のモンスター育成・転職システム・自動生成ダンジョンを導入した意欲作で、開発はアドリエドゥーブルが担当しました。
プレイヤーは、ハンター志望の少年イジュとなり、幼なじみのトーマと共に世界を巡る冒険へと旅立ちます。物語は、古代文明の遺産「封印のオーブ」を巡る陰謀と、仲間たちとの絆を描いた王道ファンタジー。シリーズおなじみの「古の洞窟」も登場し、入るたびに構造が変化するランダム生成ダンジョンとして再構築されています。
戦闘はシンボルエンカウント制のターン制バトルで、職業ごとの特技習得や、敵モンスターを仲間にする「ディスクモンスター」システムが特徴。仲間にしたモンスターは進化・合体(インストール)によって強力な技を使えるようになり、戦略の幅が広がります。さらに、職業ごとのスキル継承や属性相性、AP管理など、育成と戦術の奥深さが魅力です。
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