『RUN=DIM as Black Soul』は、2001年8月30日にメディアファクトリーがドリームキャスト向けに発売したターン制ストラテジーRPGです。日韓共同制作の3DCGアニメシリーズ『RUN=DIM』を基にした作品で、Idea Factory、Yuki、Digital Dream Studiosが開発を担当しました。地球温暖化で国土の1/10が沈んだディストピアの日本を舞台に、悪の軍事組織JESASの陰謀に立ち向かう少女たちの激闘が繰り広げられます。
プレイヤーはヒロインのディムたちを操作し、メカ「R.B.」(ロボット兵器)をカスタマイズしながら、戦場を戦略的に移動して敵を撃破します。ユニットの能力や地形を活かしたターン制バトルが緊張感を生み、仲間たちの絆が物語の分岐を導きます。ドリームキャスト版は鮮やかな3Dグラフィックとスムーズなアニメーションがメカ戦の迫力を高め、シリーズのアニメーションを思わせるダイナミックな演出が魅力です。
音楽は重厚なオーケストラ調で、ディストピアの絶望と希望を織り交ぜたメロディが戦いの情感を深めます。発売当時、アニメ原作の忠実な再現と深い戦略性が一定の評価を受け、ファンに愛される作品として知られています。2022年に英語ファン翻訳パッチがリリースされ、海外でも再発見されました。
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