『ファミスタ’93』はファミスタシリーズ初の実名選手が登場。「プロ野球ファミリースタジアム」「プロ野球ファミリースタジアム’87」までは無許可で実名選手の名前を扱っていましたが、「プロ野球ファミリースタジアム’88」からは、実名選手の名前をもじった形で登場させていましたが、本作はNPBのライセンス許可が受けられるようになり、球団名・選手名が実名化されるようになりました。

追加要素

実名の球団・選手が登場

実名の球団になったことにより、メジャーリーグを模倣したチームが削除され、代わりに日本の球団に在籍している外国人選手のチームと、オールアメリカンというチームが登場。
また、パ・リーグに合わせてDH制が初めて導入されました。

ミニモード(ゲーム)

背番号と成績から選手を当てる「野球クイズ」と、トレーディングカード風の選手カードで選手データを閲覧できる「野球カード」が追加されました。

球場は3種類

球場は以下の3種類になりました。

じんぐうのもり – 明治神宮野球場がモデル。両翼91m・センター120m。
ろっこうさん – 阪神甲子園球場がモデル。’89開幕版以来の復活だが、ラッキーゾーンが撤去され両翼が96mに。
もくぞうドーム – 出雲ドームがモデル。両翼90m・センター110m。

その他

試合終了後の、ニュース番組風のナムコットスポーツから、スポーツ新聞風に戻りました。
ファミスタといえば、ずんぐりむっくりな体型の各選手のビジュアルがスリム化されました。