『Tom Clancy’s スプリンターセル 3D』は、2011年にユービーアイソフトからニンテンドー3DS向けに発売されたステルスアクションゲームで、『スプリンターセル カオスセオリー』をベースにしたリメイク作品です。

プレイヤーは、NSA（アメリカ国家安全保障局）の極秘部隊「サード・エシュロン」に所属する特殊工作員サム・フィッシャーとして、世界各地で発生するテロや情報漏洩事件に潜入捜査で挑みます。任務の目的は、敵に気づかれることなく情報を収集し、破壊工作や暗殺を遂行すること。敵兵士の巡回、監視カメラ、赤外線センサーなどの防犯設備をかいくぐり、闇に紛れて行動することが求められます。

本作では、視界を明瞭にする「フュージョン・ビジョン」や、遠隔操作を可能にする「EEV（Electronically-Enhanced-Vision）」などの特殊装備を駆使して任務を遂行。タッチスクリーンによる直感的な操作が導入され、武器の選択や扉の開閉などのガジェット操作がスムーズに行えます。3DSの2画面構成と裸眼立体視により、従来のシリーズとは異なる没入感が演出されており、携帯機での本格的なステルス体験が可能となっています。