1988年3月29日にタイトーから発売されたファミリーコンピュータ用アクションゲームは、当時としては大容量の3メガビットROMを採用し、そのゲーム体験を拡張しました。本作は、同社の人気作『影の伝説』のゲームシステムを色濃く受け継ぎながらも、新たな要素を盛り込んでいます。

プレイヤーは、道中で手に入れる様々なアイテムを選択し、使用することができます。これにより、攻略の幅が広がり、単調になりがちなアクションゲームに戦略性をもたらしました。また、主人公が使用する手裏剣や刀といった武器は、ゲームを進めることで成長し、より強力な攻撃を繰り出せるようになります。武器の強化は、プレイヤーの達成感を高め、ゲームへの没入感を深める要素の一つです。

さらに、本作ではパスワードシステムが導入されており、ゲームの進行状況を記録し、中断した箇所から再開することが可能です。これは、長時間のプレイが難しいユーザーにとって、非常にありがたい機能でした。

影の伝説