『POISON PINK』は、2008年2月14日にバンダイナムコゲームスよりPlayStation 2向けに発売されたダークファンタジーシミュレーションRPGで、魔神を捕獲して能力を抽出し、武器やスキルに転用する育成システムが導入された作品です。プレイヤーは3人の主人公(テージ、オリフェン、ハーシュ)のいずれかを選び、王女ルナーシェの行方を追って古代遺跡「獄界ベセク」を探索します。

戦闘はターン制で進行し、魔神との戦闘に勝利すると「ポイズンピンク」と呼ばれるエネルギーを獲得できます。このエネルギーは武器強化やスキル継承に使用でき、魔神を仲間として契約することも可能です。魔神には「流血」「骨折」などの特殊状態異常が設定されており、戦闘中の行動選択に影響を与えます。

各主人公は異なる目的と背景を持ち、物語の展開や登場人物との関係性が変化します。ルートごとに語られる真実が異なり、全ルートをクリアすることで物語の全貌が明らかになります。拠点では装備の強化や魔神の管理を行い、ダンジョンでは戦闘と探索に集中する流れが構築されています。