『ドリームオーディション スーパーヒット Disk 1』は、21世紀初頭のJ-POPシーンを席巻していた2大アーティスト、「モーニング娘。」と「GLAY」の楽曲をフルコーラスで歌い上げる、ファン垂涎の家庭用カラオケゲーム。2001年11月22日にパシフィック・センチュリー・サイバーワークス・ジャパン(PCCW Japan)からPlayStation 2で発売され、同時発売された『Disk 2』と共に、自宅を熱狂のライブ会場へと変えるパーティーソフトとして展開されました。
本作は、コナミの『BEMANI』シリーズのようなリズムゲームとは異なり、プレイヤー自身の「歌声」をコントローラーとして使用します。USB対応マイク(別売り、または同梱版)に向かって歌うことで、画面上の音程バーと自分の声のピッチが一致しているかを判定し、その正確さとリズム感をスコア化します。単にボタンを押すのではなく、腹の底から声を出し、ビブラートやコブシを効かせることが高得点への鍵となる、本格的なボーカル・シミュレーターです。
最大の売りは、収録楽曲を当時のヒットチャート常連であった「モーニング娘。」と「GLAY」の2組に絞り込んでいる点です。「LOVEマシーン」「恋愛レボリューション21」といった国民的ダンスナンバーから、「HOWEVER」「誘惑」などのロックバラードまで、各アーティスト10曲ずつ計20曲を収録。しかも、ゲームサイズにカットすることなく「フルコーラス」で収録されているため、2番の歌詞や大サビの盛り上がりまで余すことなく堪能できます。
さらに、自分の歌声を分析してアドバイスをくれる「カラオケ教室」モードを新搭載。音程のズレを視覚的に確認できるため、単なる遊びだけでなく、忘年会やカラオケボックスへ行く前の秘密の特訓ツールとしても機能しました。家族や友人とマイクを回して盛り上がるもよし、一人で深夜に熱唱してストレスを発散するもよし。当時の空気感をパッケージした、J-POP全盛期の記念碑的な一作です。
『ドリームオーディション』シリーズは、アーケードゲームとして稼働していた同名タイトルを家庭用に移植・展開したものです。本作『スーパーヒット』シリーズは、特定のアーティストに特化することでファン層への訴求力を高めました。同時発売の『Disk 2』では、宇多田ヒカルと浜崎あゆみが特集されています。













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