『くるくる◇プリンセス 〜夢のホワイト・カルテット〜』は、氷上の舞台で華麗な演技を披露し、世界一のフィギュアスケーターを目指すフィギュアスケートアクションです。2007年12月13日にスパイクからニンテンドーDSで発売され、前作から操作性とボリュームを大幅に強化した続編として登場しました。
物語の主人公は、タイプの異なる4人の少女たちです。前作から引き続き登場する松沢まいに加え、新キャラクターである氷室ゆうな、鏡野あやの、リア・ウィリアムスから一人を選択して物語を進めます。プレイヤーは彼女たちのコーチとなり、大会での優勝を目指しながら、学園生活やライバルとの切磋琢磨、そして淡い恋の物語を体験することになります。
メインとなる競技パートでは、ニンテンドーDSのタッチパネルを駆使した直感的な操作が展開されます。画面に表示されるマークに合わせてタッチペンをスライドさせたり、円を描いたりすることで、トリプルアクセルやシットスピンといった大技を繰り出します。今作では技の組み合わせである「プログラム」を自分でエディットすることが可能になり、より戦略的で個性的な演技構成を楽しめるようになりました。
育成要素では、ミニゲーム形式の「レッスン」を通じて、「スタミナ」「美しさ」「技術」などのパラメータを強化します。パラメータの成長度合いによって習得できる技や演技の質が変化するため、計画的な育成が求められます。また、衣装のコーディネート要素も大幅にパワーアップしており、150種類以上のアイテムを組み合わせて、自分だけの華やかなコスチュームでリンクに立つことができます。
ストーリーはキャラクターごとに個別で用意されており、選択肢によってエンディングが変化するマルチエンディング方式を採用しています。ワイヤレス通信機能を使用すれば、自分でエディットした演技プログラムや自慢のコーディネートを友達と交換することも可能です。氷上のプリンセスたちが夢に向かってひたむきに努力する、輝かしい成長の物語が凝縮された一作です。
『くるくる◇プリンセス 〜夢のホワイト・カルテット〜』は、スパイク（現スパイク・チュンソフト）が展開する『くるくる◇プリンセス』シリーズの第2作目です。実際のフィギュアスケートのルールをベースにしつつ、女児向けゲームに欠かせない「着せ替え」や「友情・恋愛ドラマ」を巧みに融合させたオリジナルIPとして確立されました。
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