『スペースインベーダーDS』は、2005年3月24日にタイトーから発売されたニンテンドーDS用のシューティングゲームで、1978年のアーケード版『スペースインベーダー』をベースにしたリメイク+アレンジ作品です。
本作には、オリジナルのゲーム性を再現した「クラシックバージョン」と、DS独自の要素を取り入れた「ニューエイジバージョン」の2モードが収録されています。「クラシックバージョン」では、当時のアーケード版を忠実に再現しつつ、タッチペンによる操作やスライド移動など、DSならではの操作方法にも対応しています。
「ニューエイジバージョン」では、地球上の20ヶ所を舞台に13種類のゲームルールが展開され、インベーダーの攻撃パターンやステージ構成が多様化しています。各モードにはレベルの概念が導入されており、プレイヤーのスコアや進行状況に応じて難易度が変化します。UFO撃墜によるスコア加算や、プレイごとに蓄積される累計スコアなど、やり込み要素も含まれています。
ゲーム画面は主に上画面を使用し、下画面は一部の操作や演出に活用されます。オプション設定では砲台ストックやスコアエクステンドの調整が可能で、プレイスタイルに応じたカスタマイズが行えます。セーブはオートセーブ形式で、プレイデータは1つまで保存可能です。
原作は、1978年にタイトーが開発・稼働を開始したアーケード用シューティングゲーム『スペースインベーダー』です。プレイヤーは砲台を左右に動かしながら、徐々に迫ってくるインベーダーを撃ち落とすというシンプルなルールで、世界的なブームを巻き起こしました。日本では社会現象となり、ゲームセンター文化の礎を築いた作品として知られています。『スペースインベーダーDS』は、その原作を現代的に再構築したタイトルです。













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