『ランドストーカー ~皇帝の財宝~』は、シャイニング・フォースなどを手がけたクライマックスが制作。エルフの主人公ライルと、同行するサッキュバス族のフライデーともに、三日月上の島、メルカトルに隠されているというノール王の財宝を探し出すことを目的としたアクションRPG。

3Dで描かれたフィールドを冒険

ランドストーカーの1番の売りである3Dグラフィックで描かれた世界。3Dと言ってもDDS520(ダイヤモンドシェイプド・ディメンジョン・システム520)によって擬似的に見せる立体表現。これは、制作を担当したクライマックスで考案されたシステム。

フィールドや街を探索することがとにかく楽しい。まだ、馴染みのなかった3Dでの表現。立体的に感じられることで世界をイメージしやすくなり、フィールドを隠れたところにある宝箱や、パズル的な要素が強いダンジョンなど「冒険してる!」って思える作品でした。

若干のボリューム不足と難易度

システムが良かっただけに、シナリオのボリュームが少なく感じたのは個人的に残念でした。難易度も結構高めで難しく感じた方も多かったかもしれません。
あとは、あっさりしたエンディングもちょっと寂しかった記憶があります。