『幕末Rock』は、最高愛獲(トップアイドル)である新選組が歌う「天歌(ヘブンズソング)」によって、民衆の思想までもが支配された幕末を舞台とするアドベンチャーゲーム。幕府が定めた音楽以外は取り締まりの対象となる抑圧された世界で、ロックを愛する青年・坂本龍馬がギター片手に立ち上がる。高杉晋作や桂小五郎といった志士たちとバンドを結成し、音楽の力で国の体制を打ち破る痛快な下剋上ストーリー。

ゲームはシナリオを読み進めるアドベンチャーパートと、歌と演奏で戦うリズムゲームパートを繰り返して進行する。幕府の洗脳に苦しむ人々を救いながら、雷舞(ライブ)の拠点となる小屋を確保し、ともに国を変える同志を集めていくのが主な流れ。行く先々で立ちはだかる新選組や幕府の刺客たちに対し、剣ではなく互いの音楽と信念をぶつけ合う熱いドラマが展開される。

勝敗を決する「視覚雷舞(ビジュアルライブ)」では、流れてくるアイコンに合わせて的確にリズムを刻み、観客の熱狂度を高めていく。演奏が佳境に入りテンションが頂点に達すると、キャラクターの衣服が激しく弾け飛ぶ「パージ」と呼ばれる独自の演出が発動。プレイヤーの正確な入力がそのまま会場の熱気へと直結し、己の魂を込めたシャウトと圧倒的なライブパフォーマンスによって、見事幕府の洗脳から民衆を解放していく爽快感を味わえる。

オリジナルタイトルでありながら、史実の幕末を「音楽による思想統制」という奇抜な切り口で再構築した世界観が絶大な支持を獲得。本来は剣客集団である新選組を「幕府お抱えのトップアイドル」として描き、対する維新志士を「ロックバンド」に見立てるという大胆な歴史パロディが本作最大の武器となっている。さらに、実力派声優陣による本格的なボーカル楽曲の数々が評価され、ゲーム発売後にはテレビアニメ化やコミカライズ、さらには実際の俳優によるミュージカル舞台「超歌劇(超エクスタシー)」へと発展。二次元と三次元を巻き込んだ熱狂的なムーブメントを生み出した。

幕末Rock 超魂(ウルトラソウル) 超魂BOX

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