『ウルトラマン オールスタークロニクル』は、ウルトラシリーズの戦士たちが集結するシミュレーションRPGです。プレイヤーはウルトラマンユニットを指揮し、怪獣軍団との戦いを繰り広げます。ゲームは「クロニクルモード」と「エクストラモード」の2部構成で、前者ではオリジナルストーリーが展開され、後者では高難度ステージが用意されています。登場キャラクターは昭和・平成のウルトラマンを中心に、怪獣や宇宙人も多数参戦しています。

システム面では、ユニットのタイプ(アタッカー・ノーマル・スピード・テクニック)やキズナタイプ(ユウキ・トウシ・ニンタイ)によってステータスが変化し、隣接する仲間との連携が重要になります。各ステージには制限時間が設定されており、カラータイマーが赤くなるとダメージが2倍になるなど、時間管理も戦略の一部です。育成要素として「ウルティメイトエボリューションシステム」が導入されており、ステージクリア時のポイントでランクアップが可能です。

演出面では、必殺技が3Dムービーで再現されるほか、ウルトラスピリッツによるアイテム取得や封印された戦士の解放など、戦闘以外の要素も盛り込まれています。ただし、戦闘演出の迫力やキャラクター同士の会話パートには簡略化が見られ、クロスオーバー作品としての魅力が十分に発揮されていないという指摘もあります。シャイニングウルトラマンゼロが最速登場するなど、ファン向けの要素も含まれています。