『DIABOLIK LOVERS 〜Haunted dark bridal〜』は、2012年10月11日にオトメイトより発売されたPlayStation Portable用のドS吸血恋愛アドベンチャーで、シリーズ第1作にあたる作品です。主人公・小森ユイが6人の吸血鬼兄弟と共同生活を送りながら、彼らとの関係を深めていくことが目的です。

本作は、Rejetが手がけたシチュエーションCDを原点とするメディアミックス展開の一環として制作されました。プレイヤーはユイとして、逆巻家の兄弟たちと過激で耽美な関係を築いていきます。ゲームは「Dark」「Maniac」「Ecstasy」の3部構成で進行し、選択肢によって「吸愛度」や「S度・M度」が変化し、エンディングが分岐する仕組みです。

吸血や罵倒といった刺激的な演出が特徴で、ダミーヘッドマイクによる音声収録により、臨場感のあるボイス体験が可能です。攻略対象はアヤト、シュウ、レイジ、カナト、ライト、スバルの6人で、それぞれに異なるシナリオとエンディングが用意されています。PS Vita版『LIMITED V EDITION』ではグラフィックの高解像度化とUIの改善が施され、より快適なプレイが可能となりました。

本作の成功により、続編『MORE,BLOOD』やアニメ化、舞台化など多方面に展開され、シリーズの礎を築いた重要なタイトルとされています。

本作は、Rejetが制作したシチュエーションCD『DIABOLIK LOVERS』を原作としたゲーム作品です。ダミーヘッドマイクによる音声演出が話題を呼び、乙女ゲーム化を皮切りにアニメ、舞台、ドラマCDなど多方面に展開された人気シリーズです。