『青の祓魔師 幻刻の迷宮』は、人気漫画・アニメ『青の祓魔師』を原作としたアドベンチャーゲームで、PlayStation Portable向けに2012年に発売されました。プレイヤーは奥村燐と奥村雪男の視点を切り替えながら、ゲームオリジナルの物語を体験します。舞台は祓魔塾の特別訓練施設「ラビリンスガーデン」で、時間軸を移動しながら二人の行動が互いに影響を与える「ザッピングシステム」が採用されています。
ゲームはアドベンチャーパートと戦闘パートで構成されており、絆イベントによって仲間との友好度を高めることで、合体技やエンディング分岐などの要素が変化します。戦闘は簡易的ながらも悪魔との対峙を描いており、原作キャラクターとの交流や日常描写が中心となっています。フルボイスではないものの、主要キャラクターにはアニメ版と同じ豪華声優陣が起用されています。
初回限定版「BLUE FLAME BOX」には、加藤和恵による描き下ろし4コママンガ、オリジナルドラマDVD、ペーパークラフト、クリアポストカードなどが同梱されており、ファン向けの特典が充実しています。ゲームの演出やシナリオはテンダゲームスが担当し、原作の世界観を補完する内容となっています。
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