『俺の屍を越えてゆけ(PSP版)』は、2011年11月10日にソニー・コンピュータエンタテインメントからPlayStation Portable向けに発売された、1999年発売の初代『俺の屍を越えてゆけ』をベースにしたリメイク作品で、短命と種絶の呪いを受けた一族が神々と交わりながら血脈をつなぎ、鬼の頭目・朱点童子の討伐を目指す和風世代交代型RPGです。

本作では、プレイヤーが呪われた一族の当主となり、限られた寿命の中で子孫を残しながら世代交代を繰り返し、京の都を襲う鬼の頭目・朱点童子の討伐を目指します。人間同士では子を残せない「種絶」の呪いと、1〜2年で寿命を迎える「短命」の呪いが設定されており、神々との交神によってのみ血脈を継ぐことが可能です。

PSP版ではグラフィックが刷新され、キャラクターの表情や動きがより細かく描写されるようになりました。新たな神様の追加や、ダウンロードコンテンツによるレア神様の解放など、育成の幅も広がっています。戦闘では「奥義」や「特注剣」などの新要素が導入され、職業ごとの戦術性が強化されています。

また、PSP本体のアドホック通信に対応し、最大4人までの協力プレイが可能です。クリア後には「裏京都」や「黒鏡」などの高難度コンテンツが解放され、2周目以降のプレイにも特典が用意されています。限定版には特典アイテムやレア神様が付属し、ファン向けの要素も充実しています。

『俺の屍を越えてゆけ』は1999年にPlayStation向けに発売されたゲームオリジナル作品です。短命と種絶の呪いを受けた一族が神々と交神しながら世代交代を繰り返し、鬼の頭目・朱点童子を討つ物語が描かれます。和風の世界観と血脈育成システムが高く評価され、リメイク版や続編も展開されています。