『AKB1/48 アイドルとグアムで恋したら…』は、2011年10月6日にバンダイナムコゲームスよりPlayStation Portable向けに発売された恋愛シミュレーションゲームです。本作は『AKB1/48 アイドルと恋したら…』の続編にあたり、舞台を南国グアムに移し、AKB48のメンバー48人全員が登場する構成となっています。プレイヤーは、全員から好意を寄せられた状態でゲームを開始し、最終的に1人の「推しメン」を選ぶまで、他の47人を振っていくという独自のコンセプトが採用されています。

ゲームは、電話やメールを通じてメンバーとデートを重ね、選択肢によって好感度が変動するシステムです。好感度が最大になると「神告白イベント」が発生し、承諾すればハッピーエンド、拒否すればゲームが継続されます。イベントはすべて本人によるフルボイスで収録されており、告白ムービーはグアムで撮影された実写映像で構成されています。告白シーンの総収録時間は80分以上に及び、スチル写真は1万枚以上がゲーム内で鑑賞可能です。

本作は通常版のほか、未収録映像UMDビデオが付属する「期間限定生産版」、Blu-rayやメイキングDVD、短冊ポスターなどを同梱した「初回限定生産版」が発売されました。CEROレーティングは「12歳以上対象」であり、全年齢向けの穏やかな恋愛描写が中心です。開発はアートディンクが担当し、企画発案は前作同様に秋元康氏が手掛けています。