『遊☆戯☆王ファイブディーズ タッグフォース6』は、2011年にコナミデジタルエンタテインメントより発売されたPlayStation Portable向け対戦型カードゲームです。テレビアニメ『遊☆戯☆王5D’s』の第3期・第4期をベースにしたシリーズ第6作目であり、エクシーズ召喚が初めて導入された作品でもあります。ゲームは「WRGP決勝レセプションパーティー」を起点に展開され、チーム・ラグナロクのドラガンがジャック・アトラスを指名してエキシビション・デュエルを開始する場面から物語が始まります。
本作では、「PHOTON SHOCKWAVE」までの約5300枚以上のOCGカードが収録されており、マスタールール2に準拠したデュエルが可能です。新規参戦キャラクターとして、チーム・ユニコーン、チーム・太陽、チーム・ラグナロクのメンバーやブルーノ、ボマー、レクス・ゴドウィンなどが登場し、総勢42名の攻略対象が用意されています。キャラクターは「デュエリスト1(個別ストーリーあり)」「デュエリスト2(共通ルート)」「デュエリスト3(ゲームオリジナル)」に分類され、ストーリーの分岐やイベント発生条件に影響を与えます。
システム面では、昼と夜に開催される大会イベントが追加されており、夜の大会では禁止カードを使用するCPUとの特殊ルール戦も存在します。データインストール機能によりロード時間の短縮が可能で、アドホック通信による最大4人での対戦にも対応しています。シリーズ唯一のダウンロード版も2013年に配信され、PlayStation Vitaでのプレイにも対応しています。
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