『東大将棋 名人戦道場』は、将棋界最高峰の棋戦である「名人戦」と強力な思考エンジンが融合した本格将棋シミュレーション。2010年10月28日に毎日コミュニケーションズからPlayStation Portableで発売され、2011年4月21日にはニンテンドーDS版が登場しました。

本作は朝日新聞社、毎日新聞社、および日本将棋連盟の全面協力を得て制作されており、タイトル通り「名人戦」の魅力を深く掘り下げているのが最大の特徴です。メインコンテンツの一つである「名人戦ライブラリ」では、第1期から第68期(2010年当時)にわたる名人戦の名局から、重要局面の棋譜データを数百局単位で収録。当時の興奮を振り返りながら、プロの指し手を詳細な解説と共に研究することができます。

対局モードでは、世界コンピュータ将棋選手権での優勝実績を持つ思考エンジン「東大将棋」を相手に真剣勝負を繰り広げられます。最高棋力は「四段」に設定されており、アマチュア有段者にとっても手応えのある本格的な対戦環境を実現。さらに、羽生善治名人をはじめ、谷川浩司、佐藤康光、森内俊之といった歴代名人経験者6名が実名で登場し、彼ら独自の思考ルーチンを備えたAIと対戦できる「歴代名人に挑戦」モードも搭載されています。

学習機能も極めて充実しており、対局後の形勢をグラフで可視化する機能や、コンピュータの読み筋を解析させて「自分ならどう指すべきだったか」を検討する解析モードを備えています。DS版ではタッチペンによる直感的な駒操作、PSP版では美麗なグラフィックとワイド画面を活かした視認性の高さが、それぞれのハードの特性に合わせて最適化されました。

プロの極致である名人戦の歴史を学びつつ、最高峰のAIと対峙し、自己の棋力を高めるための「道場」として構築された本作は、競技としての将棋の重みとデジタル技術の利便性を高次元で両立させた一作。初心者向けのヒント機能やガイドも完備されており、幅広い層の将棋ファンが名人の世界に触れられる構成となっています。

『東大将棋 名人戦道場』は、東京大学の学生や研究有志によって開発された将棋プログラム「東大将棋」をベースとした、名人戦公式ライセンス作品です。

東大将棋 名人戦道場

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